じゆうちょう

ねん  くみ なまえ

映画感想【レディ・バード】

監督:グレタ・ガーウィグ 制作国:アメリ

 

あ〜〜〜自分にもこういう事あったな〜〜〜ってシーンが絶対に1ヶ所はある、

そんな青春映画だった しかも痛々しい方の青春ね

しょうもない男で処女喪失しちゃったり、

イケイケな子に憧れて擦り寄ってみたら、

元々の親友に距離置かれたりするやつ

 

タイトルのレディ・バードっていうのは主人公の女の子が

自分で自分につけた名前なんだけど、

映画の最後でその名前を捨てると言うか、

親に付けられた名前を受け入れるみたいな描写があって、

あーこれはやっと初めて自己を肯定できた瞬間なのかなーってアツくなった

何者になれなくても自分は自分だしそのままで愛し愛される権利がある

 

青春要素よりもとにかく母親がクソだったわ

母親が無理矢理決めた学校に娘を通わせてるくせに

「この学校に通うのは贅沢なのよ!」みたいに言うし、

何かちょっとした自分のやりたい事や欲しい物の話をすると

「金持ちの子の真似しないで」とか言うし、

あんたを育てるのにいくらお金がかかると思ってるの?みたいなセリフがあるんだけど、

自分も似たようなこと言われたことあるのでまじで笑えなかった…

金銭的に罪悪感を煽ってくる母親はまじでクソ

あと娘が弱ってる時にだけめちゃくちゃ優しくなるとこもテンプレ通りのクソ母

 

最後母娘は和解?みたいな感じだったけど、

騙されないで!心を開いた頃に精神ボコボコにされるよ!と思った

親のことなんか愛さなくていい

親が子を愛しなさいよ!バーカ!