映画感想【グラン・トリノ】
監督:クリント・イーストウッド 製作国:アメリカ
クリント・イーストウッドの映画見たの、
これで3作目だけどまんまと3作とも泣かされている…
持つものと持たざるものの対比がすごい
何でも持ってるコワルスキーは息子達から愛されず
何も持たないモン族はいつも沢山の親戚たちに囲まれている
モン族のホームパーティに呼ばれたコワルスキーが
モン族の祈祷師からクソみたいな現状を言い当てられるシーン、
図星突かれてブチ切れて家に帰るんじゃないかとハラハラしたけど
「ああ…その通りだ…」みたいな顔してるのほんとすごい 何あれ
言葉が通じない相手から言われると素直に受け止められるんだよ
共通言語を持たざる者たちまじやばい
ラストシーンで何も持たずに丸腰でギャングのアジトに行くのがすごい
コワルスキーが最初モン族の文化「野蛮人め…」とか言ってたのに
段々「変わった奴らだ」に変わって、飯がうまいって褒めるようになって、
ああ…未知の文化やタブーすらも尊重していく…ラブアンドピース…
教会で行われるお葬式にモン族が民族衣装で参列するのとか…もう…
郷に入っては郷に従わない事が逆に誠実で…すごい…
多様性ってこういう事だよな マジョリティに合わせる必要何もない
すごいんだよこの映画は……
グラン・トリノに対してはまじですごいしか感想が言えない
飼い犬と言いモン族と言い、言葉が通じない相手のそばに居る方が
自分はここに居ても良いんだ〜ってなるやつだよね…
はぁ〜〜〜猫…今宵は猫を抱きしめて寝ます