映画感想【十二人の死にたい子どもたち】
【十二人の死にたい子どもたち】
杉咲花の性格キツイ系の演技めっちゃ新鮮だった〜〜〜顔がいい〜〜〜
これ登場人物の演技もビジュアルもオタク向けって言うか、
アニメ化してもいいと思う。割と本気で。
ファッションメンヘラ中高生のバイブルになるでしょ。
簡単なあらすじ。
廃病院で集団自殺オフが開催されることになった。
オフ会の定員は参加者含め12人。
しかし会場には参加者12人の他に正体不明の遺体が1体。
ここに入れるのはここで集団自殺オフが行われる事を知っている人物だけなのに…?
じゃあ誰かが部外者の死体を連れてきたって事…?
そんな状態で自殺を決行したら…自分まで殺人事件の被害者だと思われる。
それは困る。自分の死は「自殺」じゃないと意味がない。
は?何言ってんの今更中止なんてさせないから!
十二人の子供たちによる「話し合い」が進むうちに、
それぞれの死にたい理由と、遺体の正体が明らかになる。
集団自殺オフなんかに来るんだからどうせ自分のことしか考えてない、
しょーもないガキ達なんだろうなと思うじゃん?
みんな良い子〜〜〜〜!!!
みんながみんなお互いの苦しみを理解するし、死にたい理由を否定しない。
もう!自分は早く死にたいのに!いい加減にしろよ!って言い争ってるように見えて、
お互いがお互いを否定も拒絶もしないんですよ。優しいねみんな…
死にたいけど怖くてひとりじゃ死ねない。みんなも同じでしょ?って思って集まったんだろうけど、
最終的には、私は死にたいけどみんなには生きて欲しい…に変わるの。
みんな幸せになれ〜〜〜!!!!って泣いちゃったよね。
わしだって子どもじゃなくても時々死にて〜って気分になる。
でも映画見ながら十二人の子ども達に対してすごく愛おしい気持ちを抱いたし、
私誰かにこんな愛おしい気持ちを抱いてもらえるんだろうなって思える優しい映画だったよ。
ドロドロしたゲス人間展覧会を期待した人は期待はずれかもね。
ゴスロリちゃんの見た目が可愛かったから絵に描きたいな。
予定してた映画ハシゴやめて美術館に行くよ〜