映画感想【ジュラシック・シャーク】
監督:ブレット・ケリー 製作国:カナダ
こんなクソ映画生まれて初めて見た。
カメラワークも映像加工もCGも吹き替えの和訳センスすらもクソ!
簡単なあらすじ。
石油の採掘のため地中深く掘り過ぎたせいで古代のサメ「メガロドン」が蘇り、湖に放たれてしまった!
そんな危険な湖で、授業のために調査に来た学生たちと強盗集団が鉢合わせ。
強盗集団は、サメに襲われかけた際に湖に沈んでしまった盗品を、
銃で脅し学生たちに取りに行かせようとするが…
まず最初の犠牲者が出た後の出てくるタイトルロゴがまじでダサいし、
その後のスタッフロールの文字アニメーションもダサい。
そしてバックが水面の揺らぎの映像のままダサいスタッフロールを2分間も流される。
やばい。2分間もスタッフロールがあれば背景でだいぶ物語の世界観を見せられるはずなのに。
素材が無いのか?やばいぞ…
学生たちが持参したビデオカメラを強盗の一人が「撮るな!」っつって奪い取って、
「貴方達のことは撮らないわ。サメの映像が欲しいの。」と学生が言う。
更にその後強盗の女ボスが「大丈夫、テープを抜いておいた。」って仲間に耳打ちする
めっちゃ意味深なシーンがあるんだけど、その後ビデオカメラ一切出てこない。
サメを撮るんじゃなかったのかよ!このくだり要るのかよ!
人がサメに食われるシーンを低クオリティCGでちゃんと写すシーンもあれば、
目撃した登場人物が「食われた!」って叫ぶカットだけで
人がサメに食われたことを伝えてくるシーンもあったり、
これ絶対素材が足りないだけやろ!テープ抜かれたの製作陣やろ!としか思えない。
意味深なセリフやこれ伏線やろ!ってやりとりを全部無駄にしていく映画。
それがジュラシック・シャーク。
みんなにも時間を無駄にして欲しいから観て欲しいけど別に観なくてもいい。
あ、でも、強盗の一人が手足を縛られたまま眠る水着のギャルの体を舐めるように見て、
ギャルの体に手を伸ばそうとした瞬間女ボスが「見張り交代だ、休んでな。」っつって
フレームインしてくるところは普通に面白かった。
そこ以外は全部クソです。